太郎とTARO

著者 : 大白小蟹

発売日:2024年12月17日(火)
判型:B5変型
ページ数:64ページ
定価:4,950円 (税抜本体 4,500円)

新たな戦争の時代に突入した今、次世代のマンガ家が絵で語る戦争の寓話。
宝島社「このマンガがすごい!2024」オンナ編1位に輝いた『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』の著者、その原点を書籍化。
暴力の始まる地点を捉えたことばのない絵物語。

「沖縄の歴史や、沖縄戦を本書に重ねて読む人もいるだろう。
あるいは、現在拡大しつつある戦禍を想起する人もいるかもしれない。
文字のない表現は、物語の解釈や意味づけを読者へ委ね、さまざまな解釈を可能にする表現である。
本書は人々に、対立と戦争について、それぞれの方法で考えさせる機会をもたらすだろう。」
山本美希(マンガ家・筑波大学准教授)

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