太郎は水になりたかった(1)

著者 : 大橋裕之

発売日:2015年11月11日(水)
判型:B6
ページ数:176ページ
定価:本体 666円+税(税込 719円)

疲れてるとき、しんどい時、
私はいつも大橋君の漫画を読む。
ーーーー東村アキコ
忘れてた、あの感情がよみがえる。ノスタルジック・イリュージョン。
「母さん。ボクらは今、漠然とした不安の中、たしかに中学2年という季節を過ごしています。」
中学2年の太郎の家にはお母さんがいません。人より少しシャイです。
親友はヤスシ。同じクラスの谷村さんにこっそり想いをよせています。
冴えない学生生活をおくる太郎は、それでも何かデカいことをやってやろうと…
いや、やったほうがいいのか?という気持ちで生活をしていますが…
雨上がりの虹のように描かれる、誰にでも平等にあったはずの青春物語。
繊細でリリカル、モラトリアムと妄想が爆発するヤングゼネレーション・コミック。
トーチweb連載時の原稿を大幅加筆&修正。描き下ろし漫画とコラムも特別収録した決定版。

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