お知らせ

  • \『武蔵野 ロストハイウェイ』8/9発売/

    女は行く。また消えるために。

    売れない画家の田中ナオミは東京の郊外に住んで20年になる。冷たい人工物と豊かな自然、深い闇と無慈悲な蛍光灯、人の温もりと正体不明の悪意……全てがありのままに放置された「武蔵野」の混沌は、何者にもなれない彼女を時に甘やかし、時に突き放し、やがて孤独の彼岸へ誘いかけ……『死都調布』作者が漂着した孤高の旅シリーズ第2弾!

    収録話:桶川/稲城/自由が丘/競艇場前/八潮/和泉多摩川/聖蹟桜ヶ丘/新宿/八千代/三鷹
    特別収録:描き下ろし巻頭カラー漫画8P/縄文ZINE版「武蔵野」

    ■宇多丸(RHYMESTER)
    映画は夢に似ている。時空は捻じ曲がり平然と飛躍し、昼と夜、生と死、現実と幻の境は消失する。そして斎藤潤一郎の作品は常にどこか、そんな感覚の乾いた変奏のようでもある……それはご覧の通り、極めて純・漫画的な、唯一無二の世界を現出させるのだ。

    ■METEOR(ラッパー)
    そもそも人と人とは絶望的にコミュケーションが取れないって事を教えてくれる漫画。この漫画にゃあ泣くところが2回ある。

    📽斎藤潤一郎のドキュメンタリー映像『Alternative Paths to Manga』(Archipel)