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令和元年のえずくろしい

「令和元年のえずくろしい」

ここは地獄のシェアハウス…欲望のままに生きて何が悪いんじゃ。

ゼロ年代から続く大阪のシェアハウス。
そこでは様々な傷を抱えた若者たち十人が共同生活している。
令和元年夏。新たな二人の男女が引っ越してきた。
今日も住人たちは互いの感情をぶつけ合いながら過激な青春を謳歌していく。
搾取と分断の果てに、全てが崩壊するとは知らずに……

暴力、淫蕩、怠惰、傲慢、嫉妬……
地獄のシェアハウスで巻き起こる最悪の群像劇。

【えずくろしい】京言葉で「不快」「あくどい」等の意。

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作者プロフィール

大山海(おおやまかい)

1996年、奈良県生まれ。著書に『令和元年のえずくろしい』『奈良へ』(リイド社)、『東京市松物語』(青林工藝舎)。

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