トーチ

トーチとの遭遇

「トーチとの遭遇」

編集部員がそれぞれのテーマで選ぶトーチ名作選

第2回「親がえらいと子がこまる」(担当:吉元)

本企画の第1回「虫のさざめき」が公開されたとき、私は出張先のアメリカにいた。
各編集部員の持ち回り企画…第2回担当の自分はどのようなテーマで作品を選ぼう……と考えていた折、同行していた川勝徳重さんから、クラシック界のとある偉大な作曲家についての話をされた。
ソ連出身のその作曲家が遺した作品の素晴らしさは一旦置いておくとして。
なんでもその息子は、当初はピアニスト、のちに指揮者としての活動も開始。世界各地を飛び回りながら、亡き父の楽曲を代表作から埋もれた作品まで幅広く取り上げ、その遺産を老齢に至る今日まで伝え続けているという。
ところが、かつて日本のとある雑誌が彼をカバーに起用した際、そこにはこんなコピーが添えられていたそうだ。
「親がえらいと子がこまる」
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テーマによせて&作品紹介

━━━ 特集作品一覧 ━━━━
・ドリヤス工場『評判すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』
「久米正雄『父の死』」

・エルド吉水『龍子 RYUKO』
第1章「父娘」第2章「砂の雨」

・ばったん『ある晩夏』

・山本美希『かしこくて勇気ある子ども』
第1話第2話

・大橋裕之『太郎は水になりたかった』
第17話「心」

・今井新『ああ資本主義の悪の華はいつまで咲き誇るのか。』
第3話
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【併読おすすめの他社作品】

・アレハンドロ・ホドロフスキー/原作、フアン・ヒメネス/画、原正人/翻訳『メタバロンの一族』(2012年)

・山松ゆうきち『皆殺しのばあんか』(1973年)

・あすなひろし『ぼくのとうちゃん』(1978年)

・新藤兼人/原作、長谷川法世/劇画『生きたい』(1999年)

作者プロフィール

トーチ編集部

編集長:中川敦(アスパラ)
副編集長:中山望(にんにく)
編集部員:エ☆ミリー吉元(白菜)、板谷みずき(ネギ)、加藤桃香(ゴーヤ)
デザイナー:岡野乃里子(トマト)
※()内は好きな野菜

ああ資本主義の悪の華はいつまで咲き誇るのか。(1)

太郎は水になりたかった(1)

かしこくて勇気ある子ども

『龍子 RYUKO』(1)