トーチ

日暮里の蟹

「日暮里の蟹」

カニと3人の男たち、復讐の坂道を登る。

「日暮里の蟹」(2025.2.21公開)
母の墓前で悲しみに暮れるカニ、その横を通りすぎる3人の男、谷中銀座の復讐専門店……
すべてがつながり、邪悪な猿への復讐の物語が始まる(?)

建築家・漫画家の座二郎が描く、
おとぎの都市・東京を舞台に、現実と幻想が交差する物語。

「OMUSUBI CO-ROLLIN’」(2024.10.16公開)
おにぎりを奪ったネズミを追いかけ、バッティングセンターの地下深くに辿り着いた少年。
そこにはネズミ達が暮らす巨大な街が広がっていた──

「秋葉原カチカチ山再開発計画」(2024.2.28公開)
神田川に沈む泥舟を眺める孤独な中年男性。

「東京歌舞伎タワー計画 S:1/000 浦島設計」(2023.10.24公開)
かつて“通勤漫画家”だった男は、東京の街を転々とさすらう……



作者プロフィール

座二郎(ざじろう)

1974年生まれ。絵を描く建築家。早稲田大学で建築学を専攻後、大手ゼネコンの前田建設工業設計部に勤務。通勤電車内で漫画を描き始める。2012年青年コミック誌『ビッグコミックスペリオール』のWEBで『RAPID COMMUTER UNDERGROUND』を連載。同作品が第16回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門で審査委員会推薦作品に入選。2017年より『WIRED』WEBにて「the superfluous city 座二郎の第9都市」を連載。2019年リビングに屋根のない自邸を設計。2021年前田建設工業を退社・独立。アーティストとして空間と平面の中間領域を追求する。