ビデオショップの奥、ホテルの浴室、夜の美術室、土管の陰、祈祷サークル……
禁忌(タブー)を踏み越えた女子高生たちが迷い込んだ、目を背けたくなるほどの『美』の世界。
プラハ美術アカデミー卒、日本コミック界の極北に降臨した恐るべき新人のデビュー作。
《大森靖子 推薦!!》
とくべつ強くなりたい女の子は、どんな汚い手を使っていても、美しい。
気持ち悪くなきゃ、気持ちよくなれないし、強く生きるって、とても恥ずかしいことだから。
黒歴史ポイントカードがあとひとつでいっぱいになるとき、それでも”とくべつ”になれなかったらどうしよう!
この漫画に描かれたその焦燥は、いつまでも鮮烈です。