トーチ

君はそれでも優しかった

「君はそれでも優しかった」

本当の優しさとはなんだろうーー。

戦時中に生物兵器として研究開発されながら、この世に生まれてくることを拒絶するかのように、培養液の中から目を覚まさなかったケンタウロス・検体No.150。
処分を命じられた博士は、息子のように愛情を注いだ彼を自宅の地下室へ秘密裏に移動させていた。
平和になった世界に目覚めたケンタウロスは、博士の娘・アイと出会う。彼女は培養液の中で眠る彼を「ユウ」と名付けて、一人静かに暮らしていたーー。

新鋭・鯨庭による鮮烈な読切第三弾。

作者プロフィール

鯨庭(くじらば)

優しくて残酷

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