トーチ

年上のひと

「年上のひと」

姉で、友達で、恋人。━━ 世界中で翻訳される著者の翻訳最新作。

★★★2018年「ケベック書店賞」グランプリ作品★★★

アントワーヌ(13歳の少年)とエレーヌ(16歳の少女)の
忘れられない、たった一度きりの夏がはじまるーーー

13歳の少年の眼に映る
姉で、友達で、恋人のような年上のひと・エレーヌ。
7日間というあらかじめ決められた時間の中で交錯する
二人の想いと視線、そして……

世界中の漫画賞を弱冠34歳にして6つ持つフレンチ・コミックを代表する
若き天才、バスティアン・ヴィヴェス最新邦訳作品。

【受賞歴】
●2008年「アングレーム国際漫画祭 新人賞」…『塩素の味』
●2011年「ACBD批評グランプリ」…『ポリーナ』
●2011年「BD書店員賞グランプリ」…『ポリーナ』
●2013年「文化庁メディア芸術祭新人賞」…『塩素の味』
●2015年「アングレーム国際漫画祭 最優秀シリーズ賞」…『ラストマン』
●2018年「ケベック書店賞 コミック部門グランプリ」…『年上のひと』

【実写映画化】
『年上のひと』を原作とした映画『ファルコン・レイク』(監督:シャルロット・ル・ボン)が、
2023年8月25日(金)より渋谷シネクイントほか全国順次ロードショー!

作者プロフィール

バスティアン・ヴィヴェス(Bastien Vivès)

1984年フランス生まれ。ゴブラン映像学校でアニメーションを学んだのち、2007年にバンド・デシネ作家としてデビュー。『Elle(s)』、『Hollywood Jan』を経て、2009年に『塩素の味』でアングレーム国際漫画フェスティバル新人賞を受賞、2013年に刊行された邦訳版では第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した。若者の等身大の日常を独特な表現で描く新世代の作家として一躍注目を集める。2011年にはあるバレリーナの半生をそれまでとは異なる白黒の表現で描いた『ポリーナ』で再び脚光を浴びる。『ポリーナ』はフランスでさまざまな賞を受賞した。2013年にはバラック、ミカエル・サンラヴィルと共にアクションアドベンチャーシリーズ作品『ラストマン』をスタート。フランスでは現在第11巻まで刊行されている(全12巻完結予定)。『年上のひと』は『ラストマン』の共同作業に専念していたヴィヴェスが、『ポリーナ』以来、6年ぶりに出版した単独の長編作品。

関連商品