『龍子 RYUKO』のエルド吉水が全人類に問う「この星」の未来、死と再生のフィロソフィア
破壊・殺戮の受命のままに
世界中の大地を焼き尽くす謎の少女・アスラ
自らの意思を閉ざす彼女の心へ
導師・ペマジュは言葉を通わす
しかし猶予は尽きていた
はるか遠く、高くで始まる、審判のとき
断罪の先、アスラの思いは届くのか…。
フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、アメリカ、
スペイン、アルゼンチン、メキシコ、ブラジル…
世界各国で出版された異色の一大巨篇、ついに日本上陸。
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ヘンカイパン – hen kai pan – “Εν και παν”
《一にして全、の意》
「世界のすべては神である」という汎神論の世界観を表す語。
【次回、第四話「対論」は2月12日(水)公開です】
エルド吉水(Eldo Yoshimizu)
東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、同大学院修士課程修了。
パブリックアートの制作をメインに行い、国内外の公共空間に作品を設置。
45才から漫画を描き始める。
好きな食べ物は清湯牛腩麺。
好きな曲はSUEMARRの「人生行きあたりばったり」。
photo by Yukitaka Amemiya