トーチ

龍子 RYUKO

「龍子 RYUKO」

日本はまだ、エルド吉水を知らない——。

血と硝煙の匂いに満ちた、中東の王国・フルセーヤ。
「黒龍会」組長の龍子は黒海へと勢力を拡大する中、幼い頃に亡くした母の死の真相を告げられる。
深まる謎は因果の果てに。それぞれの善、それぞれの悪。
修羅の舞台は日本・横浜へ——。

45歳にして突如マンガを描き始めたエルド吉水は、自らを「劇画家」と呼ぶ。
オール・アナログ・プロセス、怒涛の筆致で紡ぎ出される、“愛”そして“義”をめぐる親と子の物語。

作者プロフィール

エルド吉水(Eldo Yoshimizu)

東京藝術大学美術学部彫刻科卒業、同大学院修士課程修了。
パブリックアートの制作をメインに行い、国内外の公共空間に作品を設置。
45才から漫画を描き始める。
好きな食べ物は清湯牛腩麺。
好きな曲はSUEMARRの「人生行きあたりばったり」。

photo by Yukitaka Amemiya

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