『アントロポセンの犬泥棒』『電話・睡眠・音楽』の川勝徳重最新作
手をふって、いい気分で、進まねばならぬ。苦しんで生き生きと暮らすのだ。
冴えない中年医師と天真爛漫な姪。
去りし日の苦味と若さのきらめきをともに祝福するささやかで確かな人生讃歌。
藤枝静男の名編を『アントロポセンの犬泥棒』『電話・睡眠・音楽』の川勝徳重がいきいきと描く。
★トークイベントのお知らせ
川勝徳重×町屋良平 劇画家と小説家による「藤枝静男談義」
・11/24(日)14時〜
・於 ジュンク堂書店池袋本店
・登壇者:川勝徳重さん×町屋良平さん
藤枝静男『痩我慢の説』を劇画として生き生きと現代に蘇らせた川勝徳重。愛着ある日本文学の一つに藤枝作品を挙げる町屋良平。劇画家と小説家、創作を通して「今」を考え続ける二人が語り合う(とても)貴重な機会、ぜひご参加ください、オンラインもあります! 詳細とお申し込みはこちらから!
川勝徳重
1992年、東京生まれ。2011年『幻燈』(北冬書房)にてデビュー。漫画雑誌『架空』の編集・執筆に関わる。2016年にはPIZZICATO ONE『わたくしの二十世紀』アナログ盤のジャケット・イラストを担当。また『貸本マンガ史研究』に水木しげるについての評論を執筆するなど、活躍は多岐にわたる。著書に『十代劇画作品集』(セミ書房)、『アントロポセンの犬泥棒』『電話・睡眠・音楽』(ともにリイド社)。
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